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Monday, October 29, 2012

第1課 場面別会話 <新製品の開発を目指す企画会議で(報告・連絡・相談)> Japanese for Management 2 (JPN-408)

 第1課 場面別会話

<新製品の開発を目指す企画会議で(報告・連絡・相談)>

商品開発部第一課 係長:(会議予定(よてい)時間から5分後でも2名の課員が来ないので、少しイライラしながら)予定時
                  
間を5分もオーバーしましたから、だだいまから新商品開発のための第2回目の企画会議を行います。A君とB君
                  
がまだ来ていないようだけど・・・どうしたの。

社員A: 二人ともまだ食堂から帰っていません。午前中お客さんからの苦情(くじょう)処理(しょり)(いそが)しかったので、お昼ごはん
    を食べるのが(おそ)くなったようです・・・

係 長: それは知ってるけど、(おく)れるんだったら連絡しなきゃだめだよなあ。まだまだだなあ、「報・連・相 」。 (ほか)の人も気を付けてね。課長、次の会があるのに遅れて申し(わけ)ございません。まず、課長から一言(ひとこと)お願いします。

課 長:  私の話は最後(さいご)にするから、君たちの企画をじっくり聞かせてほしい。時間もかなり()ぎたし。すぐ始めなさい。

係 長; はい、かしこまりました。先月の第1回会議で、新製品は、E君が考案した「(てい)カロリーのお菓子(かし)」に決定しま
    したが、今日は、そのキャッチフレーズを決めたいと思います。それじゃ、(だれ)でもいいから始めて。

社員B: (自主的に手を上げて)はい。手元(てもと)の提案書の5番をご(らん)ください。私は「おいしく食べてねローカロリ
    ー」を提案(ていあん)します。CMソングも同じテーマにしたいと思います。提案理由は・・・・(発表(はっぴょう)議論(ぎろん)が続き、
    15分後、社員Fの説明中にAとBがあわてて入室)・・・

社員C ・D: すみません。午前中、苦情(くじょう)処理(しょり)で忙しかったものですから(C)。申し訳ございません(D)。

係 長: 分かっているんだよ、そんなことは。食堂に行く前に連絡しなきゃダメだよ。こんな時にビジネスマンがとる
    べき行動(こうどう)の基本は何だ? 業務遂行(すいこう)の心得は何だ?C君。

社員C: はい、「報・連・相」です。

係 長: 分かっているのにどうしてできないんだよ。 D君は? 他にないか。
社員D: はい、それと「顧客本位(ほんい)」だと思います。常にお客様の立場(たちば)に立って行動(こうどう)することです。

係 長: なるほど。でもね、君にとって顧客とは何だね。

社員D: はい、取引をするお客様です。

係 長: もちろん、顧客の(もっと)(せま)い意味は取引の相手(あいて)=お客様だよ。でも、もっと広く考えれば、相手=君以外(いがい)
    の人=他人(たにん)(さま)なんだよ。(きみ)以外(いがい)は皆お客様であり、顧客であると思って自己(じこ) (くんれん)しなきゃダメだよ。仕事中は  
    同僚(どうりょう)も上司も顧客だと思いなさい。皆が連絡もしないで顧客と会う時間に遅れてたらこの会社は 倒産(とうさん)しちゃう
    ぞ! 

社員C・D: はい、申し訳ありませんでした。

係 長: 課長、どうしましょうか。

課 長:  C君とD君はデスクですぐ苦情(くじょう)処理(しょり)の報告書を書きなさい。報告を受けた後で、君達の提案書に関する評価を

する。基本的には君達の今回の提案(ていあん)はボツだ。以後(いご)()(つけ)けなさい。

社員D: はい。ご迷惑をおかけしました。(のち)ほどご指導をお願いします。

社員C: すみませんでした。私も後ほどご指導お願いします。 

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